探偵物語~第二話~「肉体労働」
携帯電話が鳴る・・・
着信番号を見ると履歴書を出した探偵社からだった。軽い気持ちで出したとは言うものの、まさかすぐに電話がかかってくるとは・・・
電話に出たところ男性の声ですぐにでも面接をしたいと言ってきた。
俺にはこれといった特殊能力がないのだがなぜ?しかし断る理由もなく面談の日取りを決めることに。
面接当日、俺はスーツ姿になり探偵社の扉を叩くことに。しかし、探偵社といっても至って普通のファミリータイプのマンションの一室。隣の家には軒先に三輪車が置いてあり、ごく普通の子供のいる家庭。面接を行う探偵社も外観からは探偵社とは言えないようなこれといって何の特徴もないマンションの一室だった。後でわかったことだがマンションというのにも列記とした意味があるらしい。
面談室に通され、待っているとすぐにスーツを着た男性が俺の前に現れた。挨拶をし、名刺を渡される。そこには役職が調査員と書かれた名刺。そのまま面接を行うことに。
男性は開口一番変な質問をしてきた。
「体力はあるのか?」
いきなり変な質問をされた。まさか肉体労働でもさせられるのか・・・来た会社を間違えた、と思った。今すぐにでも帰りたい・・・探偵社に来て肉体労働させられるなんてまっぴら御免だ。と思ったが・・・
・・・つづく
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